えっ!こんなにたくさんのアリが木に登っている。これはなんとかしなくては

アリが木に登る

毎年4月から10月頃まで、気温が高いこの時期はアリが活発に行動します。

ふと気づくと、自宅の庭木にアリが一列に並んで登ったり降りたりしているのを見たことは有りませんか?

木の上に何があるの?と不思議になります。

一列に並んで進むアリを見るだけでも気持ち悪いのに、熟した果実にアリが群がっていたらなんとかしなくちゃと思ってしまいます。

特に「いちじく」は熟すと自然に身が開くので、アリは簡単にその中に入ってしまいます。

そんないちじくを食べようとして実を割ってみると「中にアリがいる」なんて経験もあるでしょう。

せっかく育てたいちじくが気持ち悪くて食べる気も無くなりますよね。

そこで、なんとかアリを木に登らせない方法は無いのでしょうか?

薬剤(殺虫剤)を使用してアリを撃滅する方法もありますが効果は一時的です。

それに、あまり薬剤は使いたくないという人も多いのではないでしょうか。

それならば薬剤を使わずに物理的にアリが木に登れないようにしてみませんか?

このサイトで私が実際に試行錯誤して効果があったやり方をご紹介します。

手軽に手に入る材料を使ったアリ撃退法

まず初めにこの方法は庭木一本ごとに対策する方法なので、もし多くの木を一度に簡単に対策したいという人にはおススメできません。

ガムテープを使う方法

一つ目の方法、それにはガムテープを使います。これは手っ取り早くて簡単な方法です。

設置方法はガムテープの粘着面を表側にして木の幹に貼り付けるだけです。

これだけでガムテープの粘着性を嫌ってアリはそこから上には登りたがらなくなります。

ガムテープを使う方法はとっても簡単なんですが、木の幹の表面がごつごつした樹木にはうまくいきません。

ごつごつした幹にガムテープを巻いても、ガムテープと幹の間に隙間が出来るからです。

その隙間はアリにとってはガムテープの粘着面を迂回できる都合の良いトンネルになってしまいます。

一旦アリがそのトンネルを見つけてしまうと、他のアリもそのトンネルを通るようになり、ガムテープ対策が全く効きません。

そこで、ごつごつした幹でもアリを通さない方法を次にご紹介します。

ハエ取りテープを使う方法

二つ目の方法はハエ取りテープを使う方法です。

用意する物

  • 木粉ねんど
  • ラップ
  • ハエ取りテープ

まずは、樹木の幹に木粉ねんどを貼り付けていきます。

幹の谷間を埋めるのが目的です。これでアリの通り道をふさぐのです。木粉粘土を利用する理由は、少しでも樹木に優しい素材を使いたいからです。

幹の周り一周分、この木粉粘土をくっつけていきます。厚みはそれほど必要ありません。一周分を綺麗に粘土が付けられればOKです。(厚み5mm程度)

コツは幹の谷間をしっかりとふさぐことです。アリが通れないようにグイグイと押し込んでください。

取り付ける粘土の横幅は7~10cm程度です。

次に、取り付けた粘土の上からラップを巻きます。ラップと粘土の間に隙間ができないように丁寧に巻いてください。

木粉ねんどは雨に当たると溶けて流れてしまうので、雨対策としてラップを巻くのです。

出来るだけ雨が粘土に当たらないようにすることを意識しながら巻いてください。巻き数はそれほど必要ありません。二周も巻ければ十分です。

次に、巻いたラップの上からハエ取りテープを巻きます。

本来、ハエ取りテープは吊るして使うものですが、ここではそれを幹に巻きつけて使います。

巻く時はベタベタするので、使い捨てビニール手袋を使うと作業性が良くなります。

ハエ取りテープは両面ベタベタなので、ガムテープよりしっかり、きつく巻き付けることができます。しかも粘着力は強力です。(※ 服などにつかないように注意して作業してください)

通常のハエ取りテープは紙の筒の中に入っていて、ひもを引っ張ると中から粘着テープが出てくる仕組みになっています。テープの端はその紙の筒につながっています。

今回はこの紙の筒は使わないので切り離します。切り離すときにハサミを使ってしまうとハサミがベタベタに汚れるので、ハサミは使わずに手で引きちぎってください。

ハエ取りテープを幹に巻き付ければこれで完成です。

ハエ取りテープを巻き付ける効果

ハエ取りテープを使うのはアリを捕まえるためではありません。あくまでもハエ取りテープの粘着性を嫌うアリの特性を利用するのです。

アリが地面からこのハエ取りテープまで登ってくると、そこでこの粘着性を嫌ったアリはウロウロします。

木粉粘土で下地調整したおかげでアリの通り道となるトンネルも無くなり、アリはテープの表面も裏面も通ることが出来なくなるのです。

これで、アリはあきらめて木からおりていきます。

私が実際におこなった状況の写真がこちら。

実際、アリが登れなくて困っている様子が観察できますので観てても楽しいです。効果抜群ですよ。

ハエ取りテープの粘着性は徐々に弱まりますが、ワンシーズンはこれで大丈夫でした。(写真はシーズン終わり頃の様子)

殺虫剤は使用しないので環境にも優しく、よかったと思います。

まとめ

このサイトではアリを木に登らせない方法をご紹介しました。

薬剤を使わないので環境にも配慮した上でアリを木に登らせないことが出来ます。

木にアリが登って困っている人は是非試してみてください。